社員インタビュー
「やりたい」ことの
挑戦を重ね、
事業と自分の成長に繋げる
Tさん
社員インタビュー
Tさん
入社3年目のTさんに、入社からこれまでのキャリアについてインタビューしました。
※2024年2月公開。所属・役職名等は取材当時のものです。
現在の仕事内容
現在、プロダクトマネージャーとマーケティング業務を兼任しているので、それぞれについてお話します。
① プロダクトマネージャーについて
入社3年目から「cacicar(カシカル) for 建設」のプロダクトマネージャーを担当しています。「cacicar for 建設」は、当社の安全書類作成サービス「グリーンサイト」に蓄積されている建設現場の安全を守るために必要な労務・安全衛生に関するデータを集計・分析し、ユーザー課題の可視化や業務の効率化を支援するサービスです。プロダクトマネージャーとしてサービスの開発や改善に取り組み、プロダクトの価値を向上させる役割を担っています。仕事内容としては、ユーザーのニーズを調査し、開発メニューの企画・立案、要求・要件定義を行い、開発メンバーに相談・調整をして機能リリースまで導く、といった流れで行っています( cacicar for 建設サービスサイト)。
営業担当者経由でユーザーのご要望を伺い、機能開発の検討を進めることもありますが、プロダクトマネージャーとして現場の解像度を高めることがユーザーにとって価値のあるプロダクトづくりに必要だと思っているため、私自身が直接ユーザーからヒアリングするなど、一次情報の取得を心がけています。
最近の傾向としては建設業界の人手不足に関する実態確認や傾向分析、また建設キャリアアップシステム(CCUS)の導入推進に向けて必要なデータの集計リクエストが増えています。こうした「グリーンサイト」に蓄積されているデータの可視化を通じて、課題の改善や集計・分析業務の効率化を支援しています。
※建設キャリアアップシステム(CCUS)は、技能者が技能・経験に応じて適切に処遇される建設業を目指して、技能者の資格や現場での就業履歴等を登録・蓄積し、能力評価につなげる仕組みです
( 国土交通省建設キャリアアップシステムポータルサイト)。
② マーケターについて
2年目からマーケティングコミュニケーションチームに配属となり、展示会の出展やウェビナーの企画・運営など、「建設サイト・シリーズ」のプロモーション活動を担当しています。ウェビナーはコンテンツの新規立ち上げから、企画・資料作成、運営までをリードし、他チームの方にも協力してもらいながら実施しました。今では定番のコンテンツとして毎月定期的に開催しており、多くの方に参加いただいています。
職種の面白さ
① プロダクトマネージャーについて
プロダクトマネージャーの仕事は、幅広いスキルを身につけることができる点が面白いです。具体的には、以下の4つのスキルです。
1)発想力
「ユーザーに新しい価値を提供するには、既存のプロダクトにどんな機能を新たに組み合わせたらいいか」などアイデアを生み出す場面が多いため、発想力を鍛えることができると感じています。いいアイデアを生み出すためには情報量が必要です。アンテナを広く張って社内外でのコミュニケーションを活かしながら情報収集しています。
2)計画力
発想したアイデアがそもそも実現可能か、可能な場合には優先順位をつけリリースまでのスケジューリングをするなど、機能リリースまでに必要なプロセスを洗い出し、事前準備を行うことが必要です。また、この工程は1回で終わりではなく機能リリースごとに繰り返し行うため、計画力が身につきます。
3)開発力
開発には主にSQLを使用しますが、機能要件を開発チームに渡す前に自分でSQLを書き、今回実装したい機能が今のプロダクトで実現可能かという検証を事前に挟むことで、調整の無駄がなくなり、業務のスピードがぐっと上がると感じています。入社時の研修で学んだことが活きています。
4)コミュニケーション力
プロダクトマネージャーは、ユーザーだけでなく、同じプロダクトチームや開発、営業、カスタマーサクセスなど、関わる人が多いため、それぞれとのコミュニケーションや調整が必要になる機会が多い職種です。そのため、柔軟な対応力や相手の話の意図を汲み取る力、相談する力など、コミュニケーション全般のスキルが身につくと感じています。
何よりプロダクトマネージャーとして、ユーザーにとって価値あるものを検討し、チャレンジできることが面白いです。学生の頃から新しいことに取り組むのが好きだったこともあり、前向きに仕事に取り組んでいます。
② マーケターについて
マーケティングコミュニケーションチームは立ち上げから間もなく、新しい施策にどんどんチャレンジしている段階です。特に、当社のサービスである「建設サイト・シリーズ」をご存知ない方や導入されていない方に対してサービスの提供価値を正しく伝えることを心がけながら、新しい施策のPDCAを回しています。
マーケティングの仕事は他チームの協力が欠かせません。前述のウェビナー立ち上げなど、新たに施策を動かす際には、どういう想いや考えがあって企画したのか、という点を必ず伝えるようにしています。仕事は人対人です。私自身の想いや考えを伝えることで、賛同を得られたり、親身なアドバイスがもらえると感じています。そうしてチーム一丸となって施策を動かし、事業成長への貢献を実感できる楽しさがあります。
MCデータプラスで得られる機会
入社からこれまで、「建設サイト・シリーズ」のプロダクト群を軸にさまざまな業務経験を積むことで、仕事の領域が広がり、ユーザーや業界への理解を深めることができました。また、かねてから興味を持っていたマーケターとプロダクトマネージャーの職種にチャレンジする機会をいただいたこともあり、ステップアップを楽しみながら、日々業務に取り組んでいます。
現在メインで担当する「cacicar for 建設」のプロダクトマネージャーでは、散らばった複数の情報を組み合わせることで新しい気づきや傾向を発見することができ、データ分析の面白さを感じています。また、ユーザーからのご相談に100%の回答ができない状況でも、別の切り口でデータを集計することによりユーザーの目的達成に貢献できるように提案する場面もあり、やりがいを感じています。振り返ると、今、プロダクトマネージャーとして仕事ができているのも、これまでの経験があったからだと思います。
また、どのチームも若手の発言を受け止めてくれますし、年齢に関係なくアイデアが良いものであれば挑戦できる点は共通です。手を挙げることのできる、そしてチャレンジを後押ししてくれる環境だと感じています。
今後のビジョン
「cacicar for 建設」が分析に使用するデータは、現在、「グリーンサイト」に蓄積されたデータに限られていますが、当社の他プロダクトが保有するデータにスコープを広げることで、「cacicar for 建設」のプロダクト提供価値を上げ、よりユーザーの課題解決に貢献したいと思っています。
この活動は、MCデータプラスのミッション「サービスとデータで、企業とひとを結ぶ」の実現に近いと考えています。ユーザーの課題の可視化や業務の効率化に繋げ、建設業界の皆さまがより安全に業務ができ、本来の業務である「ものづくり」に注力できる環境づくりに貢献できるように、日々の仕事に取り組んでいきます。
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